蕎麦ヶ岳(557m)

【前書き】
 2週連続で土日の天気が思わしくなく、山に登っていません。会社の健康診断ではメタボ判定されるし、血糖値が高いし、肝機能も悪いしで良いとこなしです。昨日受診したPET検査で異常が無かったのが救いです。肝臓はやっぱり柔道をやってないと駄目です。月2〜3回の山登り程度では肝臓の脂肪を落とすことは出来ないようです。山登りが、如何に長時間エネルギーを持続させるかの運動だとしたら、柔道は瞬発力、如何に短時間に全力を出し切るかの運動かも。
 と言うわけで、町内会の草取り終了後に山口市の蕎麦ヶ岳に向かう途中、義父母の家に寄ってみたら来るというので、一緒に行くことにしました。

【年月日】’08.6.1(日)
【同行者】義父母
【コースタイム】一貫野登山口(11:00)→鞍部(11:40)→蕎麦ヶ岳(12:00-30)
         →登山口(13:15)
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス         

【写真と解説】

登山道の横には、小さな沢があるので街中では見かけることの無い種類のトンボが飛んでいます。
小学生の頃には、夏の朝、家の近くで小さなイトトンボを手で捕まえて遊んでいましたが、最近では全く見掛けなくなりました。
産業が発達して生活は便利になりましたが、失ったものは非常に大きいと思います。
失ったものは自然だけでなく、子供の遊び、子供の健全性、食事の内容等、莫大だと思います。

鞍部から蕎麦ヶ岳山頂に向かう登山道です。登山道は良く整備されています。
松がところどころにあるのですが、枯れたものも多いようです。

蕎麦ヶ岳山頂です。登山道からはずっと展望は得られません。
山頂が見えるとほっとします。ここからはアップダウンを何度か繰り返して10分程度で山頂です。

山頂から東には標高621mの真田ヶ岳が見えます。中々形の良い山です。

山頂から南南東の大平山と矢筈ヶ岳だと思います。写真中央奥の左に大平山、右が矢筈ヶ岳だと思います。
右田ヶ岳は同定できませんでした。

莇ヶ岳、弟見山方面ですが、どれが莇ヶ岳か分かりません。

登山道の横には渓流がありますが、両者が一体となっていません。
途中、数箇所に昔の石垣の堰による滝があります。
沢登り風の登山道にすれば、夏は涼しく、楽しく登ることが出来ると思うのですが、そんな事をすれば、
トンボがいなくなるかもしれませんね。

上の写真の流れ込み部分です。
岩が溝状になっています。
私が生まれた島根の家は、周囲に綺麗な溝があって、自然の水が流れていました。
水の流れを見ていると心が和みます。

一貫野集落センター駐車場です。結構、駐車できそうです。今日は他に1台だけでした。
近所だという中年の夫婦と若いアベックが登っていました。
山としては今一だと思いましたが、義父母は気に入ったようでした。
親孝行できて良かった!

【後書き】
 基本的に体力が無いのでちょっと山に登りたい時のお手軽登山の出来る山はいつも探しています。
 蕎麦ヶ岳も簡単に登れる山です。この山も北方向に縦走したら面白そうだと思いました。
 山頂には花の蜜を求めてきている蝶がたくさんいました。

TOPページに戻る